蔵王権現
蔵王権現は、日本独自の山嶽仏教の修験道の本尊です。正式名称は金剛蔵王権現、または金剛蔵王菩薩。奈良県吉野町の金峯山寺本堂の本尊として知られています。権現とは権(仮り)に現われるという意味で、本地仏の釈迦如来(過去世)、千手観音(現在世)、弥勒菩薩(未来世)が権化されて、過去・現在・未来の三世にわたる衆生の救済を誓願して出現されました。また、金剛蔵王とは、金剛界と胎蔵界を統べるという意味も表します。
蔵王権現は、日本独自の山嶽仏教の修験道の本尊です。正式名称は金剛蔵王権現、または金剛蔵王菩薩。奈良県吉野町の金峯山寺本堂の本尊として知られています。権現とは権(仮り)に現われるという意味で、本地仏の釈迦如来(過去世)、千手観音(現在世)、弥勒菩薩(未来世)が権化されて、過去・現在・未来の三世にわたる衆生の救済を誓願して出現されました。また、金剛蔵王とは、金剛界と胎蔵界を統べるという意味も表します。